ケータイ辞書JLogosロゴ 大野(中世)


福岡県>浮羽町

 南北朝期に見える地名。生葉郡のうち。元中8年12月9日の五条頼治申状案に「打入津江・大野候」とある(五条家文書/纂集)。同年9月に宮方最後の拠点八代が陥落すると,大友親世は豊後の兵をもって矢部山を攻めたが,五条頼治が津江・黒木氏の一族らと手勢をもって津江・大野へこれを退けたものである。近世の大野原村,現在の浮羽町三春のうちに比定される。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7438890
最終更新日:2009-03-01




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