ケータイ辞書JLogosロゴ 大淵村(近世)


福岡県>黒木町

 江戸期〜明治22年の村名。上妻郡のうち。江戸期は南大淵村ということが多い(元禄郷帳・天保郷帳・旧高旧領)。柳川藩領。谷川組に属す。村高は,「元禄国絵図」239石余,「天保郷帳」333石余,「明治元年高辻帳」239石余,「旧高旧領」492石余。無田峠にある嘉永6年の道標には「右ひごみち」「中あいらみち」「左やまみち」とある。三ケ名堰は字尾竜野名にあり,宝暦13年着工,木屋村の大梅名・中江名・原名まで通す難工事で32か年を要した。寛政6年から黒木堰下まで延長,文化11年に完成。延水路8,728m,52か年の大工事である。明治7年大淵小学を字湯の向に創設。同11年の戸数342・人口1,780。同22年大淵村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7438921
最終更新日:2009-03-01




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