ケータイ辞書JLogosロゴ 小牧村(近世)


福岡県>鞍手町

 江戸期〜明治22年の村名。筑前国鞍手郡のうち。福岡藩領。ただし,元和9年〜延宝5年は直方【のおがた】藩(東連寺藩)領。文化9年には植木触に属す。村高は,「慶長国絵図」994石余,「正保郷帳」1,115石余(田801石余・畠314石余),「元禄国絵図」1,621石余,「天保郷帳」1,645石余,「旧高旧領」1,359石余。「続風土記」には枝村として猪倉村・今村の名が見える。このうち猪倉村は,文化9年の福岡藩郡方覚では当村とはべつに庄屋が見え,「旧高旧領」では当村とは別に村高が記載されており,江戸後期に当村から分村したことが知れる。検地は,慶長13年に古田・古畠・新開田,元和4年に新開田,寛永4年に新開田・新開畠,寛永21年新開田について行われ,天和2年改奉行の検査があった。寛政7年の戸数81・人数338,田畠95町余(村明細帳)。文化9年の庄屋は正六(県史資料7)。古くは中山村の八剣大明神を祀っていたが,寛文5年村内に勧請した八剣神社を創建。寺院は浄土宗鎮西派種善寺がある。明治初期には,集落は本村・今村・藤郷・金ノ手に分かれ,戸数92・人口441,田75町・畑35町・大縄田畑2町・山31町,池3,牛47・馬29,物産は生蝋,正税は米・大豆610石余,雑税は米・大豆18石余と金3円余,村社八剣神社,小堂2,馬牧跡,岸本五郎兵衛宅跡,種善寺跡がある(地理全誌)。明治7年小牧小学校が開校したが,同11年青藍小学校と合併し,同校の仮分校となる。同22年剣村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7439083
最終更新日:2009-03-01




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