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- 上寺村(近世)とは
「上寺村(近世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 上寺村(近世) 江戸期～明治８年の村名備前国邑久【おく】郡のうち古くは上寺山村といった（元禄郷帳）吉井川左岸の上寺山の丘陵に位置する地名の由来は，天台宗上寺山余慶寺が山上にあり，同寺域に成立したことによる宇喜多氏，小早川氏の支配を経て，慶長８年から岡山藩領村高は，「領分郷村高辻帳」「備陽記」ともに209石余，「天保郷帳」「旧高旧領」ともに232石余大庄屋円張村組合19か村の１つ名主は渡辺家が世襲した（邑久郡大手鑑）「備陽記」によれば，反別10町余，家数27・人数97文久年間の家数15・人数77（邑久郡史）農民の住居は山地にあり，水田は山麓の平野にあったため，耕作上大きな労力を要した余慶寺の寺領高は，文禄年間60石，寛永年間39石８斗，万延年間31石８斗（邑久郡大手鑑）豊原北島神社（上寺八幡宮）は郷社として社領８石余文化６年余慶寺の三重塔が老朽化し，幸西村の幸右衛門により再建された文化・文政年間頃，豊原北島神社祠官の業合大枝は藤井高尚の門下として国学を研究，さらに平田篤胤の門に入り，古学研究の末，「古事記新釈」15巻を著わし，また歌人としても広く世に知られた江戸期を通じ，村は寺社の行事に追われた（渡辺家文書）明治４年岡山県に所属同５年業合年緒の納屋が３番小学校となり，生徒数は男66・女18同８年北島村の一部となる |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 上寺村(近世) 江戸期～明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 上寺村(近世) 江戸期～明治7年の村名高島郡のうち泰山寺野の東辺に位置する村名は「村の上の山に松蓋寺あり,因りて上寺村と号す」(輿地志略)という説がある寛永11年より膳所【ぜぜ】藩領村高は289石余(寛永高帳)で,以後幕末まで増減なし(天保郷帳・旧高旧領)松蓋寺は高顕山と号し,天台宗高島七か寺の1つ上の山は高島七頭のひとり,田中氏の城址と伝える明治7年,鍛冶屋【かじや】村など9か村と合併し田中村となり,上寺の名は小字名として残る... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
