ケータイ辞書JLogosロゴ 加夜郷(古代)


福岡県>志摩町

平安期に見える郷名筑前国志摩郡のうち「和名抄」には見えないが,あるいは記載もれかとも推測される延喜5年10月1日の筑前国観世音寺資財帳(東京芸術大学所蔵文書/平遺194)の中の「焼塩山弐処」のうちの一所が「志摩郡加夜郷蝿野林」であり,加夜郷が観世音寺領の製塩所の所在地だったことが知られる「万葉集」以来歌に詠まれた「可也の山」(俗称筑紫富士)はこの郷名にちなむものと思われる現在の志摩町東貝塚・西貝塚一帯と考えられる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7439547
最終更新日:2009-03-01




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