ケータイ辞書JLogosロゴ 北長田村(近世)


福岡県>筑後市

 江戸期〜明治22年の村名。筑後国下妻郡のうち。はじめ柳川藩領(田中氏),元和6年からは久留米藩領。新庄組に属す。村高は,「元禄国絵図」378石,「在方諸覚書」の古高490石,「天保郷帳」528石余,「旧高旧領」884石余。元和6年矢部川が久留米藩と柳川藩の藩境となり,長田村が南北に分断された。老松宮は正保4年の勧請という。土質が砂質土壌で作物の栽培に適していたため開墾が進み,文化4年の本田16町9反余・開田5町1反余・畑田3町余・畑15町4反余・居屋敷5反余,春免高582石(農政農民史料集)。明治17年の戸数98・人口454。同22年古川村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7439703
最終更新日:2009-03-01




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