ケータイ辞書JLogosロゴ 北関村(近世)


福岡県>山川町

 江戸期〜明治22年の村名。山門郡のうち。柳川藩領。竹井組に属す。村高は,「元禄国絵図」228石,「天保郷帳」339石余,「旧高旧領」449石余。「南筑明覧」によると,背戸に松風の関があり,肥後国に通じたという。また,天保13年三善庸礼著「御国家捐益本論」(県史資料3)によれば,真弓村と同じく元和6年立花氏再入国以後開発が進んだという。宝暦3年鷹尾村から移したという黄檗宗崇寿寺がある。明治5年の反別37町3反余(郡郷/立花家文書)。同11年の耕宅地51町,戸数114・人数520(県史資料2)。同15年の字小名調(同前8)では,国境・野畑・セ戸原など37を数える。同22年万里小路【まてこうじ】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7439715
最終更新日:2009-03-01




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