下高屋村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡豊前国仲津郡のうち｡小倉藩領｡節丸手永に属す｡村高は,｢正保国絵図｣110石余,｢元禄国絵図｣221石余,｢天保郷帳｣309石余,｢旧高旧領｣311石余｡細川氏時代は蔵入地と藩士知行地の相給で,元和8年の家数29･人数62(男35･女27),牛6･馬3(人畜改帳)｡享保飢饉の餓死者は83人(開善寺過去帳)｡字浦に菅原神社,字山田原に貴船神社,字屋敷に松竜庵があった(京都郡誌)｡慶応3年香春【かわら】藩士21家が村内に入居(県史料叢書)｡明治3年の戸数34･人口137(男67･女70)｡同18年の地積は田25町余･畑1町余･宅地1町余(京都郡誌)｡同22年東犀川【ひがしさいがわ】村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7440675
最終更新日:2009-03-01