ケータイ辞書JLogosロゴ 志波村(近代)


福岡県>杷木町

 明治22年〜昭和26年の自治体名。はじめ上座郡,明治29年からは朝倉郡に所属。大字は編成せず。役場は地内に設置された。明治24年の戸数516・人口2,818(男1,432・女1,386),廐48,寺院2,船38(徴発物件)。世帯数・人口は,大正9年550・2,855,昭和25年622・3,611。主要農産物は米・裸麦・小麦などで,富有柿の生産地でもある。上座葉というタバコが県内で初めて耕作され有名となった。明治30年志波葉煙草一等専売所が設置され,同32年志波専売支局,同38年熊本専売支局出張所となった。また,和紙も有名。原鶴温泉は大正4年初めて60℃の湧水をみたが,同10年大洪水のため被害を被った。昭和9年原鶴温泉地内に,初代横綱梅ケ谷関の記念碑が建てられた。昭和26年杷木【はき】町志波となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7440876
最終更新日:2009-03-01




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