ケータイ辞書JLogosロゴ 谷山村(近世)


福岡県>古賀市

 江戸期〜明治22年の村名。筑前国粕屋郡のうち。福岡藩領。下原触に属す。天正年間の「指出前之帳」によれば,田18町余・分米219石余,畠9町余・分大豆42石余。村高は,「慶長国絵図」477石余,「正保郷帳」355石余(田270石余・畠85石余),「元禄国絵図」355石余,「天保郷帳」549石余,「旧高旧領」541石余。慶長7年9月に検地が行われ,検地帳に登録された百姓35名,うち5反未満の者20名(古賀町誌)。当村の庄屋は北の小山田村庄屋を兼帯した。年貢のうち米18俵は給知払い。八幡宮・愛鷹神社がある。明治初期の戸数72・人口355(男160・女195),田34町余・畠7町余・山林131町余・新開地1町余,溜池5,正税は米・大豆263石ほど,雑税は米・大豆7石余と金2円20銭余。物産は鶏卵・櫨実・杉丸太・薪など(地理全誌)。同22年小野村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7441437
最終更新日:2009-03-01




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