ケータイ辞書JLogosロゴ 鼓村(近世)


福岡県>小石原村

 江戸期〜明治22年の村名。筑前国上座郡のうち。福岡藩領。村名は,「慶長国絵図」「正保郷帳」には見えない。村高は,「元禄国絵図」では宝珠山村枝郷と見え291石余,「天保郷帳」でも宝珠山村枝郷と見え,440石余,「旧高旧領」430石余。産土神は当村の大行事社(高木神社)で,享保年間石鳥居を造築。寛文10年高取の陶工を当村鶴に置いて陶器を焼かせたが,ほどなく絶えた。明治初期の小名数18,戸数158・人数786(男433・女353),馬34・牛54,田17町余・畠29町余・大縄田畠2町余・山林152町余,正税は米・大豆158石余,雑税は米・大豆4石余と金6円余(地理全誌)。同8年鼓小学校設立,同9年の生徒数26(男24・女2)。同22年小石原村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7441610
最終更新日:2009-03-01




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