ケータイ辞書JLogosロゴ 手野郷(中世)


福岡県>岡垣町

 戦国期に見える郷名。筑前国御牧【みまき】郡(遠賀【おんが】郡)のうち。天野郷とも書く。永禄2年9月5日の吉田秀時・同秀業連署状によれば,宗像大宮司氏貞麾下の占部尚持に対し,「手野郷糟薗名壱町屋敷一ケ所」が,知行地の代所として与えられている(新撰宗像記考証/宗像郡誌中巻)。また翌3年3月27日の宗像氏貞判物では,遠賀荘天野郷内の3人の給地計5町6反余を竹井重頼の馳走に対し加恩地として領知せしめ,社武役等を勤仕することを命じている(竹井文書/県史1‐下)。この頃には氏貞は大宮司職をめぐる内紛を乗り切り,遠賀荘以下の所領を支配下におさめていたことがうかがわれる。なお,天正年間の「指出前之帳」によれば,枝村原村を含めた手野村の地積・分米は,田69町余・801石余,畠18町余・115石余,合計88町余・917石余。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7441709
最終更新日:2009-03-01




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