ケータイ辞書JLogosロゴ 浜町(近代)


福岡県>苅田町

 明治22年〜昭和35年の大字名。はじめ苅田村,大正13年からは苅田町の大字。明治22年の戸数58・人口295,地積は田5町・畑1町・塩田3町・山林4町・原野1町など計17町。同26年の海面埋立願に「人口ニ比シ耕地頗ル僅少(中略)六十余戸ノ内十戸ヲ除クノ外皆耕作地所有セザルモノ」とある(京都郡誌)。同28年井場川と殿川との間に間馬甫一郎以下5人の出願で塩田12町を含む埋立面積37町余の浜新開が完成。昭和8年旧村と浜新開の間に新国道が開通。同14年以降浜新開は苅田築港事業の基点となり,国道は戦後まもなく幅員20m4車線に拡張,苅田港の浚渫によって得た土砂で浜新開の嵩上げを行った。昭和35年京町1〜2丁目・磯浜町1〜2丁目・富久町1〜2丁目となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7442623
最終更新日:2009-03-01




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