ケータイ辞書JLogosロゴ 東上村(近世)


福岡県>大平村

 江戸期〜明治22年の村名。豊前国上毛郡のうち。江戸初期には上村と称していたとみられ,「元禄郷帳」に「古は上村」と注記されている。小倉藩領。友枝手永に属す。村高は,「元禄国絵図」650石余,「天保郷帳」951石余,「旧高旧領」845石余。享保の飢饉では193人が餓死した(開善寺過去帳)。宝暦3年の内高838石余,物成高は348石余(築上郡志)。慶応2年8月の一揆鎮圧には友枝手永の農兵も参加した。八幡田に八社神社・円蔵寺がある。明治5年上ノ原校設置。明治21年の戸数198・人口1,017,反別231町4反(県史資料3)。同22年友枝村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7442726
最終更新日:2009-03-01




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