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- 山田郷(中世)とは
「山田郷(中世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 山田郷(中世) 南北朝期～織豊期に見える郷名 |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 山田郷(中世) 織豊期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 山田郷(中世) 室町期～戦国期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 山田郷(中世) 鎌倉期～戦国期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 山田郷(中世) 鎌倉期～戦国期に見える荘園名郷を称するが荘園化している豊後国玖珠【くす】郡のうち「和名抄」の小田【おた】郷の地で,小田郷は山田郷の誤写とする説が有力「弘安図田帳」に,「山田郷八十町内,本庄 城興寺 新庄 安嘉門院御跡……」とあるのが初見(大友史料3)本荘と新荘に分かれ,前者は山階【やましな】村を中心とし,領家は京都の九条北,烏丸西の城興寺同寺は九条相国信長の創建であるから,摂関家領である新荘は魚返【おかえり】村(地頭魚返氏)・同村戸幡【とばた】菖蒲迫(地頭肥前国御家人平田部薬王丸)・栗木名(地頭肥後国御家人原田種秀)から成り,安嘉門院(後高倉院皇女邦子内親王)御跡領門院は弘安6年9月逝去,所領を亀山上皇に譲ったので,御跡とは同上皇を指す嘉元3年7月26日の亀山上皇処分状には,「豊後国 古渡(後)山内(田)保定(足)」とあり,上皇から一期知行として堀川准后(堀川具守女,源基子)に譲渡されている(亀山院凶事記/改定史籍集覧24)その後新荘は後宇多上皇から昭慶門院を経て,後醍醐天皇に伝領された嘉元4年6月12日の後宇多院御領目録には,安楽寿院領の中に「豊後国長野庄〈古々・山田・帆足〉」とあり,同日の昭慶門院御領目録以下まったく同じ(京都大学所蔵)3郷と長野荘の関係は不明であるが,長野荘が早く消滅する点からみると,その大部分が3郷に散在していたのではなかろうか安楽寿院の建立は保延3年であるから,玖珠郡諸郷荘の寄進もこの頃であろう本荘の中には玖珠城(高勝寺城)があり,建武3年南党の大友貞順や豊後清原一族の魚返【おかえり】宰相房や小田顕成らが籠城し,足利方の一色頼行が大将となり,諸軍を率いて攻め落としたその後もしばしばこの城が拠点となった建武3年の落城後,城衆の小田顕成・入田【にゆうた】士寂らの当郷内およびその他の所領は没収され,大友出羽正全や志賀頼房・野上資親らに与えられた(志賀文書・野上文書/大友史料5・6)その後当郷以下古後・帆足・飯田郷の村々地頭職は田原貞広に与えられ,子氏能からその子親貞へと相伝された(大友家文書録・入江文書/大友史料7・8)郷内に粟野村・畑村・原田・弥富などの地名が見える天文13年2月18日の岐部親承譲状写に,「山田郷之内弥富陸町」とあるのが終見(岐部文書/熊本県史料中世4)... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 山田郷(中世) 鎌倉期～戦国期に見える荘園名郷を称するが荘園化している豊後国玖珠【くす】郡のうち「和名抄」の小田【おた】郷の地で,小田郷は山田郷の誤写とする説が有力「弘安図田帳」に,「山田郷八十町内,本庄 城興寺 新庄 安嘉門院御跡……」とあるのが初見(大友史料3)本荘と新荘に分かれ,前者は山階【やましな】村を中心とし,領家は京都の九条北,烏丸西の城興寺同寺は九条相国信長の創建であるから,摂関家領である新荘は魚返【おかえり】村(地頭魚返氏)・同村戸幡【とばた】菖蒲迫(地頭肥前国御家人平田部薬王丸)・栗木名(地頭肥後国御家人原田種秀)から成り,安嘉門院(後高倉院皇女邦子内親王)御跡領門院は弘安6年9月逝去,所領を亀山上皇に譲ったので,御跡とは同上皇を指す嘉元3年7月26日の亀山上皇処分状には,「豊後国 古渡(後)山内(田)保定(足)」とあり,上皇から一期知行として堀川准后(堀川具守女,源基子)に譲渡されている(亀山院凶事記/改定史籍集覧24)その後新荘は後宇多上皇から昭慶門院を経て,後醍醐天皇に伝領された嘉元4年6月12日の後宇多院御領目録には,安楽寿院領の中に「豊後国長野庄〈古々・山田・帆足〉」とあり,同日の昭慶門院御領目録以下まったく同じ(京都大学所蔵)3郷と長野荘の関係は不明であるが,長野荘が早く消滅する点からみると,その大部分が3郷に散在していたのではなかろうか安楽寿院の建立は保延3年であるから,玖珠郡諸郷荘の寄進もこの頃であろう本荘の中には玖珠城(高勝寺城)があり,建武3年南党の大友貞順や豊後清原一族の魚返【おかえり】宰相房や小田顕成らが籠城し,足利方の一色頼行が大将となり,諸軍を率いて攻め落としたその後もしばしばこの城が拠点となった建武3年の落城後,城衆の小田顕成・入田【にゆうた】士寂らの当郷内およびその他の所領は没収され,大友出羽正全や志賀頼房・野上資親らに与えられた(志賀文書・野上文書/大友史料5・6)その後当郷以下古後・帆足・飯田郷の村々地頭職は田原貞広に与えられ,子氏能からその子親貞へと相伝された(大友家文書録・入江文書/大友史料7・8)郷内に粟野村・畑村・原田・弥富などの地名が見える天文13年2月18日の岐部親承譲状写に,「山田郷之内弥富陸町」とあるのが終見(岐部文書/熊本県史料中世4)... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 山田郷(中世) 南北朝期～戦国期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 山田郷(中世) 鎌倉期～戦国期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 山田郷(中世) 鎌倉期～戦国期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 山田郷(中世) 鎌倉期～戦国期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 山田郷(中世) 室町期～戦国期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
