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佐賀県>鹿島市

 明治22年〜現在の大字名。はじめ七浦村,昭和30年からは鹿島市の大字。昭和30年地内江福・飯田・竜宿浦(矢ノ浦)・伊福の4地区のうち,伊福区を太良町へ編入,大字伊福となる。大正11年戸口150戸・732人(保健衛生報告書)。海に面した地区であるが漁業を本業として営む世帯は極めて少なく,背景の山間をきり開いて農業を営む家が多い。副業として養蚕が盛んであり,また昭和に入ってからタバコの生産も特に盛んとなった。昭和30年代に入り多良岳パイロット事業として丘陵地帯のほとんどが温州ミカンの樹園地として利用されるようになった。また有明海の干満の差を利用した海苔の養殖も代表的な産業となった。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7444339
最終更新日:2009-03-01




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