ケータイ辞書JLogosロゴ 下童村(近世)


佐賀県>塩田町

江戸期の村名藤津郡のうち鹿島川中流域に位置し,川沿いの平地と城山北麓の丘陵地からなる蓮池【はすのいけ】藩領塩田【しおた】郷に属す村高は,「正保国絵図」「天明村々目録」ではともに222石余,「天保郷帳」では252石余「旧高旧領」には村名が見えない「宝暦郷村帳」「天明郷村帳」ではともに当村とは別に下童新村(小村に過納村がある)が見える当地は干害地帯で,水利が整うにつれ新村が形成されたものか地形上鹿島川からの取水が難しく,下童堤から取水していたが不足するため,享保10年堤に隣接している田4反7畝をつぶし,藩の指導で下童新堤を築いた(蓮池藩請役所日記)特産として石材を切り出す嘉永3年の村絵図によれば,集落は鹿島川と黒川の間にある独立の小山の山すそにある山すそは畑地が占める山中に観音が2か所,天満宮が1つあるなお,東部に「西牟田村之内郷蔵入」の一角がある「明治7年取調帳」では谷所【たにどころ】村の枝村として見える「明治11年戸口帳」によれば,谷所村のうちに「下童村」と見え,戸数47・人口238
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7445238
最終更新日:2009-03-01




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