ケータイ辞書JLogosロゴ 雨通宿(近世)


長崎県>福江市

江戸初期の村名肥前国松浦郡のうち五島列島福江島の東部,翁頭山北麓の山地の谷あいに位置する地名の由来は,福江〜玉之浦間の交通路に当たり,雨が降ると川が渡れず,止むを得ず宿を頼まなければならないところから付けられたというまた,凹状地形にちなむとの説もある五島藩領本山掛に属す村高は,万治2年今高8石余(五島編年史)富江領分知以前の五島御一円之時惣高帳(明暦・万治年間頃か)によれば,村高8石余で,内訳は蔵入地のみ(五島編年史/県史藩政編)寛文4年高辻帳には当村名が見えず,この頃までに堤村の一部となったなお,当地は現在の福江市堤町・吉田町の各一部にあたる
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7447489
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ