大野(近代)
明治22年〜昭和30年の大三東村の大字名｡戊の行政区がある｡明治24年の幅員は東西2里8町余･南北8町余,戸数343･人口2,008(男985･女1,023),厩232,寺院1,学校1,水車場4(徴発物件一覧表)｡学校は尋常三集小学校大野分校｡大正7年の｢大三東村郷土誌｣によれば,高野の分教場は明治14年の開設という｡昭和6年官有林の払下げ,民有地の買収および住民の奉仕作業によって大野浜運動場が完成し,特産の子馬の市も立つようになった｡同30年有明村の一部となり,大字は廃止,行政区は大三東を冠称して同村の行政区に継承｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7447671
最終更新日:2009-03-01