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- 亀浦村(近世)とは
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亀浦村(近世) 江戸期の村名亀ノ浦とも書いた藤津郡のうち亀ノ浦川が有明海に注ぐ河口付近や日の辻山の北西山麓斜面に位置する北東部には港をもつ「慶長国絵図」に村名がみえ,浜町のうちとある村高は「正保国絵図」「天明村々目録」では66石余,「天保郷帳」では76石余,「旧高旧領」にはみえない「宝暦郷村帳」「天明郷村帳」にも見えないが,請役所達帳(文化8年)では大浦村に含まれている有明海に近く漁業も盛んだったが,背後にすぐ山地が迫っており,平地はほとんどなく畑作が中心であったほぼ中央を亀ノ浦川が流れており「源ヲ字楠原ニ発ス長サ十五丁許幅三間北流海ニ入ル用水」(藤津郡村誌)とあり,当村の重要な用水の役目をしていたことがわかる「郷村区別帳」では大浦村の枝村としてみえる |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」