- JLogos検索辞書>
- 木場(中世)とは
「木場(中世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
- amazon商品リンク
木場(中世) 鎌倉期から見える地名薩摩国入来【いりき】院のうち市比野川下流左岸に位置する木葉とも書く永仁5年の薩摩入来院内塔之原請地目録に「古はの次郎太郎……田一丁一反卅内」と見える(入来文書)同目録は塔之原地頭寺尾氏作成のものであるが,嘉暦3年12月21日の渋谷(寺尾)惟重遺領注進状案にも「木葉壱宇 又五郎」と見える(同前)寺尾氏は南北朝期には衰微して本宗入来院家の家臣化する戦国初期長享頃の入来院氏の検田帳山之手手持分帳所載の「木場門」は水田4町2反10代・畠1町30代を耕作する大農家である入来院地頭の手持,すなわち直属となされた在家は,いずれも当該地区の首長格在家であった樋脇町塔之原字上木場・下木場に比定される |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」