ケータイ辞書JLogosロゴ 島原村(近代)


長崎県>島原市

 明治22年〜大正13年の南高来郡の自治体名。大字は編成せず。村役場を江戸丁に設置。明治24年の幅員は東西11町・南北29町,戸数1,229・人口7,325(男3,540・女3,785),厩250,寺院7,学校3,水車場7,病院1,小船36(徴発物件一覧表)。同25年の戸数1,210・人口7,415,地租2,407円余,所得税193円,牛23頭・馬283頭(南高来郡町村要覧/島原半島史)。大正4年の「長崎県大観」によれば,戸数1,051・人口5,300,学校は島原中学校・生徒数404,郡立島原実科高等女学校・生徒数178,島原高等小学校・生徒数302,島原尋常小学校・児童数808(男410・女398)があり,官公署には村役場・島原区裁判所・南高来郡役所・長崎監獄島原分監・県原蚕種製造所・県蚕業取締所島原支所があり,神社は猛島神社・八幡神社・霊丘神社,本光寺・晴雲寺・善法寺・光伝寺・加納寺・護国寺・桜井寺があった。また特産物として蚕繭・緒糸・木綿織物・羽二重・絽・蜂蜜,名勝旧跡として島原公園・森岳城趾・隆信戦死の地・島原の三十番神が記される。大正9年の世帯数1,277・人口6,499。同13年島原町に合併。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7448385
最終更新日:2009-03-01




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