ケータイ辞書JLogosロゴ 水月(中世)


長崎県>加津佐町

 南北朝期に見える地名。肥前国高来【たかき】郡のうち。熊本県玉名市石貫の広福寺の開基として著名な大智禅師の正平21年12月9日の譲状(広福寺文書/南北朝遺4653)によれば,大智はこのとき禅古上人に3か所の寺を譲渡しているが,その中の1か寺が「肥前国高来郡賀津佐水月円通禅寺」であった。つまり加津佐の水月という場所に円通寺なる禅寺が所在していたのである。加津佐と大智との関係は,大智が有馬氏の帰依を受けて加津佐に伽藍敷地を寄進されたことに始まるが,上の史料は加津佐における曹洞禅の伝播・展開の様相を垣間見せている。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7448481
最終更新日:2009-03-01




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