ケータイ辞書JLogosロゴ 瀬野名(中世)


長崎県>深江町

南北朝期に見える名【みよう】の名肥前国高来【たかき】郡のうち高来東郷深江村に属す文和2年正月18日安富泰重本物返田地等売券(深江文書/南北朝遺3509)によれば,安富泰重は「重代相伝所領」たる肥前国高来郡深江村□(瀬か)野名内の田地1町・屋敷2か所を僧用韶上坐に対して本物返直銭13貫文の抵当として入れ置いている田地1町は七丈田7反と由須木尾3反とから成り,屋敷2か所は六郎丸園と御堂園にあったまた応安5年8月29日安富泰重所領譲状(同前/佐賀県史料集成4)は泰重が肥前国高来東郷深江村の田畠屋敷以下を孫千寿童丸らに分与するものであるが,このとき嫡子次郎泰隆は「深江内瀬野一名并村よりの内畠地在家」を譲られている当地は江戸期の深江内瀬野村,現在の深江町諏訪名上瀬野・中瀬野・下瀬野一帯に比定される
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7448520
最終更新日:2009-03-01




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