ケータイ辞書JLogosロゴ 多以良村(近代)


長崎県>大瀬戸町

 明治22年〜昭和30年の西彼杵郡の自治体名。大字は編成せず。内郷・外郷の行政区がある。明治24年の幅員は東西20町・南北1里14町,戸数248・人口1,427(男699・女728),学校1,水車場1,小船43(徴発物件一覧表)。世帯数・人口は大正9年323・1,741,昭和10年315・1,659,同25年315・1,536。大正4年の「長崎県大観」によれば,戸数297・人口1,780,学校は多以良尋常小学校があり,児童数は187(男82・女105),官公署には村役場,神社は岩倉神社があった。また特産物として米1,508石・1万9,820円,甘藷41万貫・1万6,000円,麦580石・3,830円,漁業には鰯その他水産1万1,770円が記される。昭和30年大瀬戸町の一部となり,村制時の各行政区は多以良を冠称して同町の行政区に継承。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7448576
最終更新日:2009-03-01




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