ケータイ辞書JLogosロゴ 柳田村(中世)


長崎県>郷ノ浦町

 鎌倉期〜戦国期に見える村名。壱岐国石田郡のうち。正中2年2月18日の源繁申状に「抑源二郎勝掠申候壱岐島内柳田村以下越訴事,為子息小次郎武代官,企参上,可申明候」と見え,吉永勝が押領している柳田村以下の問題解決のため,子息武を代官として派遣すると報じている(吉永文書/平戸松浦家資料)。「海東諸国紀」には,壱岐十三里の1つとして「也那伊多〈三百余戸〉」と見え,十三里のなかで最大の戸数である。現在の郷ノ浦町の柳田触・田中触・物部本村触・木田触に比定される(壱岐国史)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7449575
最終更新日:2009-03-01




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