ケータイ辞書JLogosロゴ 八幡浦(近世)


長崎県>芦辺町

江戸期〜明治5年の浦名壱岐【いき】国壱岐郡のうち壱岐島の東端,八幡半島に位置する地名の由来は,寄八幡宮鎮座の地によると伝え(壱岐国続風土記),「寛文四年甲辰今里の民家を棚江の海浜に移し,名付て八幡浦といふ」(同前)とある平戸藩領壱岐八浦の1つ地籍上は諸吉村内だが,行政的には在方(村)に属さず,浦方の支配下に置かれた「壱岐国続風土記」によれば,寛政10年の戸数104・人数519,牛28,船数は小船18・伝通船17,神社は寄八幡宮(現寄八幡神社)ほかがある文久元年の戸数65,うち酒屋1,人数511(男290・女221),船45,名物は藻焼鮑・熨斗鮑とある(壱岐名勝図誌)江戸期より海女の集落として知られる明治5年諸吉村の一部となる
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7449578
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ