ケータイ辞書JLogosロゴ 飽田村(近代)


熊本県>熊本市

 昭和30〜46年の飽託【ほうたく】郡の自治体名。並建・浜田・畠口・白石・藤富・八分字【はふじ】の6か村が合併して成立。並建・浜口・無田口・畠口・白石と藤富・八分字2か村の7大字を合わせた12大字を編成。村名は合併各村が飽田郡に属していたことにちなむ。合併時の人口8,561。役場ははじめ砂原に設置,昭和31年浜口に新築移転した。昭和30年の世帯数1,464・人口8,622うち商工業755・農業6,015。世帯数・人口は,同40年1,594・7,896,同45年1,815・7,942,同年の産業別従事者は第1次産業1,750・第2次産業539・第3次産業1,624。米の反当収穫量は昭和40年以来3年にわたって県内第1位を占め,また飽田長茄子の名を全国に広めた。同43年にはプリンスメロンの栽培が始まり,以来メロンとスイカの産額が増大してきた。同年に始まった農業構造改善事業は同45年に完成。同46年町制施行。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7449774
最終更新日:2009-03-01




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