ケータイ辞書JLogosロゴ 秋永村(中世)


熊本県>益城町

室町期に見える村名益城【ましき】郡甘木荘のうち鎌倉期には名【みよう】の名として見え,嘉禎2年3月17日の大友親秀譲状(大友家文書録/鎌遺4945)に「肥後国味木庄内一楽・真万・秋永名,津留木村地頭職」とあり,当名などが三男観音丸に譲られている下って南北朝期の観応3年9月20日の平(田北)泰直譲状案(同前/県史料中世5)によれば,「肥後国あまきの庄しんまん秋永内⊏⊐のむらちとうしき」などが嫡子孫太郎氏直に譲られている村名として見えるのは年未詳正月18日付の大友親世書状(田北文書/大分県史料25)で,「味木庄内秋永村事」とあり,当村の代わりに筑後国生葉荘(現福岡県)内7町分が田北左近将監に預けられている現在の益城町小池の字秋永に比定される
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7449782
最終更新日:2009-03-01




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