ケータイ辞書JLogosロゴ 池田村(近代)


熊本県>熊本市

 明治7〜22年の村名。飽田郡のうち。京町・長迫・岩立・西原・富尾・北島・池亀の7か村が合併して成立。なお江戸期の「肥後国誌」には,熊本城下武家地を示す小路名の1つに「池田」が見え,京町から岩立にかけて並んでいた侍屋敷の一部を池田と通称していたと思われる。白川県を経て,明治9年熊本県に所属。明治7年の戸数447・人口2,170,田畑127町6反余・山林1町9反余・藪1町3反余(県市町村合併史)。「郡村誌」によれば,田70町4反余・畑92町1反余,戸数483・人数3,085,馬157,人力車15,字長迫と字岩立に人民共立小学校があり,生徒数は字長迫が男38・女14,字岩立が男25,物産は穀類のほか甘藷・蘿蔔・葉藍・茶・筍・桃李・梅・櫨実・桑葉など,民業は農業222戸・質屋3戸・大工職3戸・染物職1戸。同20年池田尋常小学校創立。同22年市制町村制施行による池田村となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7449931
最終更新日:2009-03-01




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