ケータイ辞書JLogosロゴ 弥松村(中世)


熊本県>八代市

南北朝期に見える村名八代【やつしろ】郡八代荘三ケ村郷のうち地名としては鎌倉期に見え,正和3年4月日の八代荘伊賀左衛門入道代光蓮申状(舛田文書/県史料中世3)に「八代庄三ケ村弥松一方伊賀左衛門入道殿代沙弥光蓮謹言上」とあり,伊賀氏が当地の地頭であった村名の初見は,貞和3年9月12日の少弐頼尚預ケ状(相良家文書/大日古5‐1)で,「肥後国八代庄三ケ村郷弥松村内田地肆拾壱町肆段……為萩原城料所々預置也,任先例,可被致沙汰,仍執達如件」とあり,北朝方の少弐頼尚が相良兵庫允定頼に萩原城の兵糧料所として当村などを預け置いている比定地は未詳であるが,三ケ村郷の比定される八代市北部と推定される
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7450143
最終更新日:2009-03-01




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