ケータイ辞書JLogosロゴ 岩尻村(近世)


熊本県>菊水町

 江戸期〜明治22年の村名。玉名郡のうち。江戸末期までに久米野村から分村して成立したと思われる。熊本藩領。村高は「旧高旧領」340石余。「肥後国誌」では内田手永に属し,高328石余,小村に大杉が見え,神社は天満宮・大杉天神社・徳丸天神社・源通厳島神宮,寺跡に真言宗西岸寺跡がある。天満宮は,寛元5年菅原道真の霊が出現し,その神託によって建立されたという。同宮は氏神で,寛元4年菊池経直の勧請とも伝える。西岸寺跡には多数の卒塔婆や火災で焼けて黒仏と称される像がある。大杉には寛文4年に祀られた天神祠,源藤には安永10年に建てられた六地蔵がある。熊本県,白川県を経て,明治9年熊本県に所属。「郡村誌」によれば,田19町1反余・畑32町1反余,戸数44・人数227,牛2・馬47,物産は穀類のほか芋・甘藷・蘿蔔・柿・楮皮・桶・畳など,民業は農業29戸・大工職2戸・左官職1戸など。同22年東郷村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7450171
最終更新日:2009-03-01




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