ケータイ辞書JLogosロゴ 尾籠村(近世)


熊本県>一の宮町

 江戸期〜明治9年の村名。阿蘇郡のうち。江戸末期までに手野村から分村して成立。熊本藩領。村高は「旧高旧領」251石余。「肥後国誌」では手野村のうちと見え,坂梨手永に属し,高243石余。小村に吉上・内屋敷・花薗平がある。村内に阿蘇下野の巻狩にちなんだ伝承があり,洗い場という地名や駒どめ石・火たて石・みかまど石・ご供石がある。尾籠の六地蔵や,廃寺になった西音寺の仏像は釈迦堂に安置されている。熊本県,白川県を経て,明治9年熊本県に所属。同年手野村の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7450656
最終更新日:2009-03-01




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