ケータイ辞書JLogosロゴ 乙姫村(近世)


熊本県>阿蘇町

 江戸期〜明治22年の村名。阿蘇郡のうち。江戸末期までに狩尾村から分村して成立。熊本藩領。村高は「旧高旧領」222石余。「肥後国誌」では内牧手永に属し,石高を記さず,「新地高ナリ」と見え,地内に鏡ケ池・烏ケ池があり,神社は乙姫神社。当村を流れる乙姫川の上流に子安河原があり,陰陽両巌を神体とする子安観音が祀られている。神功皇后が三韓へ渡海の際に懐妊中であったので祈願をし,凱旋後無事安産したとする伝承があり,古くから出産に霊験のある観音として現在も子授け・子預けの参拝客が多い。乙姫神社は疱瘡の神としてにぎわった。当村は賀田・中谷・下谷からなる。天保9年の村々調によれば,高217石,反別は田畑27町,竈数45・人数244,牛馬123(史料阿蘇2)。熊本県,白川県を経て,明治9年熊本県に所属。同22年黒川村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7450701
最終更新日:2009-03-01




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