ケータイ辞書JLogosロゴ 片角村(近世)


熊本県>菊池市

 江戸期〜明治22年の村名。菊池郡のうち。熊本藩領。慶長9年の検地帳(県立図書館蔵文書)によれば,屋敷を含む反別26町6反余うち田13町6反余・畠13町1反余,分米273石余うち田173石余・畠100石余。同13年の片角村出目村検地帳(同前)では,田の反別13町7反余・分米177石余,畠の反別13町1反余・分米97石余。その後の村高は,「寛永郷帳」273石余,「正保郷帳」も同高でうち田173石余・畠100石余,「天保郷帳」285石余,「旧高旧領」310石余。「肥後国誌」によれば河原手永に属し,高242石余,小村に鵜木がある。また文化・文政年間の河原手永手鑑によれば,高242石余,請免は130石余,竈数32・人数141,牛1・駄馬28(肥後藩の農村構造)。良質の煙草を産した。安政2年の菊池川全図(菊池市中央公民館蔵)を見ると,わん引磧で5反余の水田を養い,その下流には水車が設置されている。文政元年大旱魃により河原・深川両手永間で分水騒動が起きたが,翌年5月主謀者が処刑された。氏神は鵜木八幡宮。同宮本殿内の祠扉に文久4年の墨書と男女神像がある(菊池郡市神社誌)。熊本県,白川県を経て,明治9年熊本県に所属。同22年隈府【わいふ】町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7450835
最終更新日:2009-03-01




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