ケータイ辞書JLogosロゴ 桑沢見村(近世)


熊本県>芦北町

江戸期〜明治8年の村名葦北郡のうち古老は「かんそめむら」と発音する球磨【くま】川支流漆川内川の水源部に位置する城平に高尾城という中世山城跡がある城主は相良家臣酒井蔵人氏勝といわれ(芦北町誌),市野瀬又右衛門が当地と天月に城を築かせたと伝える城跡には「金の茶釜埋蔵」や「白米洗馬」伝説があり,山頂の人工削平や階段状城壁などの遺跡が認められる熊本藩領村高は「旧高旧領」34石余寛永16年の芦北郡地侍御知行割帳(徳富家文書)に,当村の地侍として山路太兵衛の名が見える手永は,はじめ市野瀬手永,寛永19年に大野手永となり,寛文13年から湯浦手永に属した「肥後国誌」でも湯浦手永に属し,大野村のうちとあり,高32石余なお延宝3年の芦北郡湯浦手永小村限御帳(岩崎家文書/芦北町誌)では,御郡筒・百姓ともに人数70,竈数6熊本県,八代【やつしろ】県を経て,明治6年白川県に所属同8年角割村の一部となる現在の芦北町告字大丸の地
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7451460
最終更新日:2009-03-01




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