ケータイ辞書JLogosロゴ 小島村(近世)


熊本県>河浦町

江戸期の村名天草郡のうち大江組今富村の枝村天草下島南部,羊角湾(浦内浦)の東部北側海岸に位置し,小島川の河口一帯を占めるはじめ肥前唐津藩領,寛永15年富岡藩領,同18年幕府領,寛文4年再び富岡藩領,同11年からは幕府領「正保郷帳」に村名が見え,高78石余うち田53石余・畠2石余・桑永荒21石余「肥後国誌補遺」では崎津村の小村として記されるが,「元禄郷帳」には今富村枝村とされ,「天保郷帳」では今富村に含まれる地内に小島炭鉱があり,良質の無煙炭を積み出していたが,昭和40年閉山したまた波静かな羊角湾を利用し,真珠の養殖が盛んまた同43年から羊角湾の一部を淡水湖化する羊角湾地域総合開拓パイロット事業が着工されたが,同49年以降中断している
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7451647
最終更新日:2009-03-01




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