ケータイ辞書JLogosロゴ 大林寺(中世)


熊本県>菊池市

 戦国期に見える地名。菊池郡のうち。大輪寺とも書いた。南北朝期と推定される年月日未詳の小代光信軍忠状(詫摩文書/県史料中世5)に「一,廿日武敏以下凶徒等楯籠菊池大林寺之間,属于侍所佐竹与次手,於新宝原令付着到畢」とあり,建武3年5月20日北朝方の佐竹重義に従って「菊池大林寺」を攻めたことを記しているが,これは寺院名とみられる。明徳2年9月28日の西大寺末寺帳(極楽寺文書/神奈川県史資料編古代中世3上)にも「肥後国……〈菊池〉大琳寺」と見える。地名としては,戦国期の天文19年8月23日の大友義鎮寄進状(大友家文書録/県史料中世5)に「菊池郡之内 一所 大林寺 五町」とある。また永禄7年9月13日の大友宗麟(義鎮)安堵状案(同前)には「肥後国菊池郡之内大輪寺之事」とあり,住持職を永詮蔵主に安堵している。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7452448
最終更新日:2009-03-01




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