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「東郷(中世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 東郷(中世) 鎌倉期に見える郷名筑後国三潴【みずま】郡のうち永仁４年12月の玉垂宮大善寺仏神事注文写（隈文書／鎌遺19238）に三潴荘鎮守玉垂宮の「廻廊畳八十帖内支配事……十六帖東郷村庄地頭名主役〈但夜明村除之〉」「廻廊四十間内支配事 八間東郷村庄地頭名主役〈但夜明村除之〉」と見えるほか，２月中卯の日に行われる春祠の際，官幣料２町分19石２斗が東郷の負担であり，さらに５月15日の五月会に際して村田楽と左方相撲人を出すことも東郷に課せられていた東郷は三潴郡を東・西・南・中の４郷に分けたうちの１つで，大隈・荊津・安武・藤吉・荒木・黒田・夜明・五郎丸・津福・白口・西牟田・田河・高三潴・清松・犬墓・内野・江上・大依・高津・葦墓・太郎丸・有久・恒里・友清・成清・是友・久重・弟子丸・時藤・永弘の各村が東郷に含まれていた但し江上・大依・高津３村は春祠の官幣料負担の際は東郷内の村とされているが，五月会の記載では西郷とされている東郷・西郷の中間地域であるいは中郷に属するのかも知れない他の史料には東郷・西郷・中郷・南郷の記事は全く見られないから，玉垂宮神役勤仕のための便宜的な呼称であろうそのことが，いくつかの村が東西両郷に属するような記載の原因でもあろう現在の城島町・三潴町の一部から久留米市東部にわたる一帯に比定されるかと思われる |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 東郷(中世) 戦国期に見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 東郷(中世) 南北朝期から見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 東郷(中世) 鎌倉期から見える地名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 東郷(中世) 鎌倉期に見える郷名球磨【くま】郡人吉荘のうち寛元2年5月15日の人吉庄起請田以下中分注進状(相良家文書/大日古5‐1)に「一,起請田参佰伍拾弐町参杖内〈但建久九年検注定〉」のうちとして「東郷佰柒町壱反壱丈」,「一,出田佰拾壱町伍反弐丈内〈但建暦二年検注仁所被取出田也〉」のうちとして「東郷弐拾捌町玖反肆丈」と見える当郷は人吉荘南方・北方の地頭職の中分には対象外の地とされ,「除田 東郷佰参拾陸町壱反〈但加領家御名国貞定〉」と見えることから,当郷は直接的には地頭の支配が及ばない性格の地であったと推定される現在の山江村・相良【さがら】村・錦町あたりに比定されるが,詳細は不明... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 東郷(中世) 南北朝期に見える郷名阿蘇郡のうち建武3年3月11日の阿蘇社領郷村注文写(阿蘇文書/大日古13‐1)に「一,東郷 権大宮司砂(沙)汰分」とあるのが初見同史料には当郷内の郷として,「南坂梨郷」「太山寺・浄土寺」「赤丹郷西」「北坂梨郷」「古宇津郷」「東大豆札・三窪郷」「手野両郷」の7か郷と,「不作村」「松木村」「広石村」「久家村」「国造神護寺」「大籠村」「西津大籠村」の7か村,計193町7反を載せているこの地名から,当郷は鎌倉期に北郷として把握されていた地域の一部が分離・独立したと考えられる阿蘇谷東部,現在の一の宮町東部から波野村付近にかけての地域に比定される... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 東郷(中世) 南北朝期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 東郷(中世) 鎌倉期に見える郷名遠江【とおとうみ】国敷智【ふち】郡村櫛【むらくし】荘のうち浜名湖東岸に位置する正中2年3月の最勝光院領荘園年貢散用状に「村櫛庄〈東郷 西郷〉」と見え(東寺百合文書),村櫛荘を東・西に分けた東方を指したようであるが,西郷のように南北朝期まで残らず,鎌倉末期に新郷の分出によって消滅したようである比定は困難であるが,村櫛荘の東部とすれば,いわゆる庄内半島の鼠蹊部一帯と考えられる... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 東郷(中世) 室町期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 東郷(中世) 南北朝期に見える郷名伊都【いと】郡四郷のうち至徳元年12月10日の四郷東郷四至定書案(滝区有文書/かつらぎ町史)には「四郷内東郷四至方至(牓示)事」として当郷の四至が定められており,東は現在のかつらぎ町東谷小名堀越,西は同町平小名下津川,南は「タカハタヤマ」,北は三国峠までとなっている現在のかつらぎ町東谷・平に比定される... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 東郷(中世) 南北朝期に見える郷名磐崎郡のうち貞和3年8月の沙弥妙常譲状に「在陸奥国岩崎郡東郷下矢田村の□□田六段,在家はん分か事」と見え,当郷下矢田村の田在家を譲っている(畑田文書/県史7)現在常磐西郷町の地名が残っており,磐崎郡は東・西2郷からなっていたものと推定される浜通り南部,現在のいわき市磐城地区に比定される... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
