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- 中島町(近世～とは
「中島町(近世～」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 中島町(近世～ 江戸期～昭和45年の町名 |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 中島町(近世～近代) 江戸期～現在の町名三条通河原町東入の町町名由来は「坊目誌」に「加茂川及び高瀬川の間に起るを以て名とす」とあるまた同書によれば,当町は「柳下町」の別称があり,その由来を「往時兵乱の末道路の左右に柳の並木ありて堤塘に夾植す天正以後人家建て連ぬる時柳下町の名を下す」と紹介している「京雀」には「此町旅人の宿かすとにや古しへより旅人に一夜は宿かせども二夜とは借ざる掟なり北行には布をさらす家あり又柳かうやくとて名方のかうやくあり」と,当町の渡世が詳しく記されているとくに,旅籠屋については,「宝暦町鑑」にも「此町東よりに小橋有高瀬川の流也此辺に旅人の宿屋多し」と記されている東海道の終着地点である三条大橋を東にひかえた当町が,旅籠屋の多い地域で旅人でにぎわいをみせていたことがよくわかるまた,当町北側には,幕末に新撰組と倒幕派の乱闘の舞台として著名となった旅籠屋池田屋があった江戸期は南艮組新町の三条東五町組に属し,明治2年の町組改正から下京【しもぎよう】6番組,同5年第6区と改称,同25年第6学区に編成明治12年下京区中島町,同22年京都市下京区中島町,昭和4年中京【なかぎよう】区中島町となり現在に至る... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 中島町(近世～近代) 江戸期～昭和47年の町名江戸期は高知城下郭中の1町で,明治初年高知街,同22年からは高知市の町名となる郭中南部,本町の通りの1筋南に位置し,西は金子橋,東は下町との境をなす外堀に接する武家居住地東西8町24間の町(高知沿革略志)当地は,城下町建設以前は鏡川の中州であったといわれ,これにより中島町と称えたという当町の中央部南には東西2つの溜池があり,街路を挟んだ北側で,両溜池はつながってU字形をなしていたが,これは鏡川大洪水の痕跡という(同前)自由民権運動の指導者板垣(旧姓乾)退助・片岡健吉は当町の出身天保12年の城下町絵図によれば,鏡川に架かる天神橋から溜池の東をまっすぐ北へのびる天神橋通の東に「イヌイ」,その一軒置いた東に「片岡」と見える板垣退助生誕地には明治15年高野山真言宗高野寺が建立された明治17年中山秀雄を会頭に慈善団体高知育児会設立同41年から44年にかけて町内の溜池はすべて埋め立てられ,宅地となった昭和12年板垣会館開設世帯数・人口は,昭和6年413・2,044,同45年334・1,099(男434・女665)同47年堺町・本町1～5丁目・鷹匠町2丁目となる... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
