中野口村(近世)
江戸期〜明治7年の村名玉名郡のうち境川右岸,干拓平野の東方台地上に位置する野口村が上野口村･下野口村と当村に分村して成立熊本藩領村高は｢旧高旧領｣474石余寛永12年の地撫帳(県立図書館蔵文書)に村名が見える文化8年の坂下手永略反別手鑑帳(鹿子木家文書)では,田21町5反余･畑16町5反余天保15年の坂下手永略反別手鑑帳(多田隈文書)には,竈数72･人数355,馬50宝暦年間,藩主の命で桑を植えたが失敗したという｢肥後国誌｣では坂下手永に属し,高407石余,小村に北尾崎村･中小路村が見え,天神宮2･天神森2･薬師堂･観音堂･阿弥陀堂を記す熊本県を経て,明治5年白川県に所属同7年野口村の一部となる
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7453164
最終更新日:2009-03-01