馬場村①(近世)とは-辞書辞典解説@JLogos

馬場村①(近世)

江戸期～明治9年の村名合志【こうし】郡のうち阿蘇立野火口瀬の西方,白川中流の北に位置し,集落は白川のつくった河岸段丘の北側,杉水台地との境界線中心に南北に連なる地名の由来については,入道水村に居住していた古庄玄蕃が乗馬の訓練をしたことによるという説がある寛永年間に新町･南方村などとともに成立し(熊本藩年表稿),江戸末期までに柳水村から分村して成立熊本藩領村高は｢旧高旧領｣191石余｢肥後国誌｣では大津手永に属し,高98石余,柳水村の新地とあり,また同村の新地で高93石余の北方村も当村に属す氏神は稲荷神社細川忠利が村を立てる際,宇土【うと】から里民を移住させ,同社を宇土から寛永12年に勧請したという(菊池郡市神社誌)宝暦13年の田畑下名寄帳(県立図書館蔵文書)によれば,新地田畑39町2反余･191石余,請藪等12町5反,総反別51町7反余,庄屋は惣五郎寛政7年の大津手永略手鑑(肥後藩の農村構造)によれば,高191石余,田1町1反余･畑38町余,人数248,馬36,庄屋は甚右衛門天保15年の同手鑑によれば,庄屋は立助,小名として土間･宇土町･五間(軒)屋･北方があり,田1町1反余･14石余,畑38町余･177石余,田畑下名に下八丁･向原･八丁･村廻･北受･道上･土井南･南原･中尾･土間･居屋敷･宇土町･五間屋があり,橋数13,竈数62,土蔵4,馬46(大津町史研究2)熊本県を経て,明治5年白川県に所属同9年原水村の一部となる

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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7453544
最終更新日:2009-03-01

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