ケータイ辞書JLogosロゴ 班蛇口(近代)


熊本県>菊池市

 明治22年〜現在の大字名。はじめ竜門村,昭和31年菊池町,同33年からは菊池市の大字。明治24年の戸数157,人口は男340・女311。班蛇口往還は,往時は駄馬が通じるのみであったが,同31年大分県中津江村鯛生に金鉱が発見されてから,津江県境の穴川峠を経て同地の鉱山集落と隈府【わいふ】との間に交流が盛んになり,同45年から5年をかけて隈府町を起点に迫間村を経て班蛇口・穴川に通じる里道を完成した(新編菊池郡誌)。木炭を主産物としたが,昭和30年代に木炭の需要がなくなると,江戸期から続いていたシイタケ栽培に移行し,県下有数の産地となった(ふるさと班蛇口)。明治14年に開校した中山小学校は,同20年尋常竜門小学校の支校,同26年中山分教室,同31年には竜門小学校より分離して中山尋常小学校となる。江戸期に荒廃した聖護寺は,昭和17年村上素道が入山して復興,同36年落成した。本堂には豪潮律師発願の銅造薬師如来立像を安置。昭和43年農業・工業用水を得る多目的ダムとして竜門ダム建設計画が発表され,同68,9年の完成を目差し,昭和59年着工。このため下半尺・上半尺・中山・中須の集落・田畑などが水没する予定である。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7453615
最終更新日:2009-03-01




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