ケータイ辞書JLogosロゴ 姫井村(近世)


熊本県>旭志村

江戸期〜明治8年の村名菊池郡のうち鞍岳に源を発して西流する合志【こうし】川の最上流域に位置する所々に湧水があり,合志川の一水源地的な位置にある地名は,集落の中央に清潔甘冷の泉があり,乙姫大明神社を祀ることによると思われる(肥後国誌)泉の周辺には,縄文時代の土器をはじめ,弥生・古墳時代と続く土器片が採集されている乙姫神社は,阿蘇乙姫を勧請したと伝え,鯰を食べない風習が残る熊本藩領村高は,「寛永郷帳」165石余,寛永14年の検地帳(県立図書館蔵文書)では180石,「正保郷帳」165石余うち田142石余・畠23石余,「天保郷帳」171石余,「旧高旧領」192石余天正17年の検地帳(同前)では,高161石うち田139石・畠22石慶長9年の検地帳(同前)では,高165石うち田143石・畠33石「肥後国誌」では河原手永に属し,高110石余,神社は乙姫大明神熊本県,白川県を経て,明治9年熊本県に所属同年弁利村の一部となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7453717
最終更新日:2009-03-01




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