ケータイ辞書JLogosロゴ 宮原町(近世)


熊本県>宮原町

 江戸期〜明治22年の町名。八代郡のうち。熊本藩領。高は,「旧高旧領」では「宮原村」と見え69石余。「肥後国誌」では野津手永に属し,高56石余,氷川を隔てて河原町という在郷町がある。同書によると,地内には御高札場・五家荘追分の牓示があり,宮原町奉行宅地と手付町廻役2人が住んでいたが,近年停廃されたという。加藤神社境内に勝専坊跡・虎墓・えびす堂などがあり,江戸初期から伝えられる舞灯籠の地蔵祭りが継承されている。薩摩街道が地内を通り,参勤交代の大名の休憩所である上の茶屋・下の茶屋があった。天保12年頃八代郡代愛敬某が井手明神から氷川の上流に向かって道路を開発,河原町に代わって商家の繁栄をみた。質屋・麹屋・造酒屋・油屋・宿屋・呉服太物屋・薬屋・鍛冶屋などが街道筋の宿場的な在町を形成した。熊本県,八代県,白川県を経て,明治9年熊本県に所属。明治初期には松田塾・日新塾があった。明治7年上宮原郵便局(現宮原郵便局)が創設された。同8年八代警察署宮原分署設置。同22年宮原町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7454297
最終更新日:2009-03-01




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