ケータイ辞書JLogosロゴ 吉田新町(近世)


熊本県>白水村

江戸期〜明治9年の町名阿蘇郡のうち阿蘇南郷谷,白川上流の北に位置する吉田村のうちの南郷往還沿いの町場が分町して成立熊本藩領「肥集録」には吉田村とは別に当町が記され(肥後国地誌集),「天保郷帳」「旧高旧領」などでは吉田村のうちに含まれる高森手永に属す「南郷事蹟考」では吉田村の項に新町としてあげられ,吉田新町と称され,熊本から10里の里数木があり,天満宮のほか当町の西に白川社祭礼の際の御旅所がある(肥後国誌)当地には高森手永の会所が置かれ,南郷地域の政治の中心地の1つで,また,吉田阿蘇書院もあって教育・文化の中心でもあった熊本県,白川県を経て,明治9年熊本県に所属明治6年の後藤基行覚書(一の宮町岩下氏蔵文書)によると,戸数98,人口は男174・女192同9年吉田村の一部となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7454638
最終更新日:2009-03-01




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