ケータイ辞書JLogosロゴ 大越村(近世)


大分県>佐伯市

 江戸期〜明治8年の村名。海部郡佐伯荘のうち。慶長6年から佐伯藩領。堅田村に所属。村位は下(位付)。村内には岡【おか】・麦田【むぎた】・中新貝【なかしんかい】・下津留【しもづる】・上野津留【かみのつる】・中大越【なかおおこえ】・上大越【かみおおこえ】・登戸路【とどろ】の地名がある(仮名付帳)。村高は「正保郷帳」40石余,「見稲簿」では高なし村,「天保郷帳」では堅田村3,049石余のうち,「旧高旧領」59石余。文化7年の家数36・人数189(温故知新録)。江戸中期当村内に藩営炭竈が設置されたという(佐伯市史)。「御領分中寺社記」に天満社が見える。明治4年大分県に所属。同8年城【じよう】・岸河内【きしがわち】の2か村と合併して長谷【はせ】村となる。現在の佐伯市大字長谷のうち。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7455449
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ