ケータイ辞書JLogosロゴ 桑木村(近世)


大分県>荻町

 江戸期〜明治22年の村名。豊後国直入【なおいり】郡葎原【むぐらはる】郷のうち。葎原組に所属。村位は下。岡藩領。村高は「正保郷帳」27石余,すべて畑。「見稲簿」「天保郷帳」同高,「旧高旧領」245石余。交通の便が悪い。安永7年の小庄屋は宇兵衛(農民一揆)。水利の便なく,寒災・旱損がち。文化8年の一揆に加担。明治4年大分県に所属。同8年山崎【やまさき】村を合併。同9年の村況は戸数45・人口211,牛56・馬22。物産は大豆・菜種・玉蜀黍【とうもろこし】・煙草。東西に仁田川路が馬場界より熊本領中江【なかえ】村に,南北に桑木路が柏原村より藤渡村に通ず(直入郡村誌)。同22年直入郡荻【おぎ】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7456450
最終更新日:2009-03-01




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