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- 宮園村(近世)とは
「宮園村(近世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 宮園村(近世) 江戸期～明治９年の村名筑後国山門【やまと】郡のうち「みやぞん」と通称する矢部川と飯江【はえ】川の間に広がる平野のほぼ中央部で，大根川中流両岸にまたがって位置する地名は文広【あやひろ】の広田八幡神社の園地に由来するという説がある（瀬高町の地名の話）宮園城跡は西南の城畑にあり，近くに射場ノ元・武士町などの小字が残る初代蒲池久憲の頃，肥後の押えのため今村大隅に築城させたと伝え，天正12年肥前勢侵入の時は，今村土佐が山下城加勢のため守ったという（南筑明覧・瀬高町誌）柳川藩領小川組に属す村高は，「元禄国絵図」254石余，「天保郷帳」258石余，「旧高旧領」242石余明治５年の反別は18町３反余（郡郷／立花家文書）慶応２年の人数78人（男39・女39），家数20，宗派別人数は浄土真宗54・禅宗21・浄土宗３（宮園村宗門御改帳／県史３‐中）明治３年の商工業者数は精油業２（小物成元帳写／立花家文書）村社は天満神社臨済宗妙心寺派東照寺（のち中山身語正宗となる）がある明治９年大広園村の一部となる |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 宮園村(近世) 江戸期～明治9年の村名筑後国山本郡のうち耳納【みのう】山地の兜山北東麓の扇状地に位置する伝承では,村内の千光寺に懐良親王の陵墓があり,行人は道べりの大石に座して遥拝するため,これを平礼石と呼び,このため千光寺所在地を平礼石村と称し(筑後将士軍談),のちには千光寺門前とも書いた「筑後地鑑」の古い村付にはこれと当村を列記するが,のちの村付では当村に含める宮園の地名は親王の荘園から起きたともいう(御陵墓考)はじめ柳川藩領(田中氏),元和6年からは久留米藩領泉組に属す村高は,「元禄国絵図」59石余,うち千光寺領33石余,「在方諸覚書」の古高50石余,「天保郷帳」25石余,「旧高旧領」55石余文化4年には田1町6反余・畑4反余・居屋敷3畝余(農政農民史料集)寛政元年の人数7,馬16,年貢撫7斗4升(筑後上三郡取調手鑑)明治7年山本郡物産表には蜜柑・梨・柿・藍が記される同9年豊田村の一部となる... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 宮園村(近世) 江戸期～明治7年の村名菊池郡のうち菊鹿盆地南部,菊池川中流右岸の平坦地に位置する地名は神社領の意か昔から収穫がよく,征西将軍宮のための献上田があったと伝える熊本藩領天正17年の検地帳(県立図書館蔵文書)によれば,高199石余,反別18町余,慶長9年の検地帳(同前)も同高で,物成6割村高は,「寛永郷帳」199石余,「正保郷帳」も同高でうち田142石余・畠56石余,「天保郷帳」203石余,「旧高旧領」211石余「肥後国誌」では河原手永に属し,高203石余,神社は天満宮・八幡宮,地内の東光山長福寺跡が天台宗の古跡で,本尊は薬師といい,6尺四方の草堂には阿弥陀が安置されている現在天満宮が八幡宮境内にある字薬師町に薬師堂がある集落は本村と田中に分かれ,本村が字島宮に,田中が字島廻にある長尾・渡辺の姓が多い熊本県を経て,明治5年白川県に所属同7年清水村の一部となる... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 宮園村(近世) 江戸期～明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 宮園村(近世) 江戸期～明治8年の村名栗木【くりき】村ともいった(豊後国志)豊後国直入郡大戸【ねぎ】郷のうち玉来【たまらい】川上流右岸,菅生【すごう】台地北端に位置する岡藩領菅生組に属す村高は「正保郷帳」43石余,うち田9石余・畑34石余「見稲簿」「天保郷帳」同高,「旧高旧領」49石余村位は中今村小庄屋の支配を受けた禰疑野【ねぎの】神社がある明治4年大分県に所属同8年今村に合併以来通称地名として存続現在の竹田市大字今のうち... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 宮園村(近世) 江戸期～明治8年の村名豊後国大野郡宇目【うめ】郷のうち岡藩領大野川支流緒方【おがた】川下流右岸に位置する小宛【おあて】組に所属村高は「正保郷帳」15石余,うち田8石余・畑6石余,村内に茅山がある,旱損がち「見稲簿」同高「旧高旧領」205石余明治4年大分県に所属同8年久土知【くどち】村と合併して新村となる現在の大野郡緒方町大字新のうち... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
