ケータイ辞書JLogosロゴ 生目(近代)


宮崎県>宮崎市

 明治22年〜現在の大字名。はじめ生目村,昭和38年からは宮崎市の大字。明治24年の幅員は東西27町余・南北1里10町余,戸数110・人口440(男221・女219),厩93,学校1(徴発物件一覧表)。ほとんどが農家で黒皮カボチャ・キュウリなどの園芸作物や煙草の栽培,稲作が中心である。生目台の造成に伴い地内の中央を流れる宮下川の河川改修工事が完成し,農作物の冠水の不安が解消した。地元で生まれ育った人たちだけに結束が固く地区農産物品評会・生目神楽から草刈り・溝さらいまで,戦前からの慣習や伝統を守り続けている。宮崎市と合併のさいに,生目の黒皮カボチャの商標であるヤマイキを残すことを条件の1つにあげた。昭和48年生目神社の高さ17.5mのオガタマノキ,高さ25mのクスノキが市天然記念物に指定された。一部が,昭和50年大塚台東1〜2丁目・大塚台西1〜3丁目,同60年生目台東1〜5丁目となる。世帯数・人口は,昭和50年127・471,同58年142・446。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7459646
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ